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AERO SHIELD
(紫外線空間殺菌装置)

世界基準の殺菌能力

エアロシールドは、強力な殺菌効果を持つ遠紫外線(UVC)ランプを利用した紫外線殺菌装置。安全基準である高さ2.1m以上の天井面に水平に紫外線の層を形成し、空気の自然対流を利用して室内全体を殺菌します。人体にも安全なので、従来の殺菌灯では不可能だった人が居る状態の部屋でも24時間使用可能。真菌類やウイルスなどを常温で殺菌します。

 

ノロウィルスの
感染経路について

●ウイルスや細菌などの感染経路は、CDC(アメリカ合衆国 疾病対策予防センター)の「隔離予防策のためのガイドライン」によれば、①接触感染②飛沫感染③空気感染の3つに分類されます。
●ノロウイルスの感染経路としては、「患者との濃厚接触」や「嘔吐・排泄物等を感染源とする飛沫」による接触感染と飛沫感染を感染経路とする対策が推奨され、空気感染の経路は未対策のままでした。
●ところが2006年12月、東京都内のホテルでノロウイルス感染症が集団発生し、その際の感染伝播経路として空気感染によるノロウイルスの集団感染が発生した事例として広く認識されました。

●飛沫感染
感染源からウイルスを含む「飛沫」が発生し、感染源周囲の空気中を短距離移動(飛散)して新たな宿主に到達する感染経路を指します
「飛沫」とは通常5μm以上の大きさであり空気中に長く浮遊する事は出来ません。
感染源の除去と汚染場所の殺菌処理を行う事で感染防御を図る事が出来ます。

●③空気(飛沫核)感染
微生物やウイルスを含み感染源から周囲に飛散した飛沫から水分が蒸発した後に残る直径5μm以下の微粒子(飛沫核)が、空気中に長時間浮遊して拡散し感染経路となるものですから、広い空間に浮遊するウイルスや細菌に対する空間殺菌対策が求められます。

『参考文献』「ノロウイルスの感染経路」  国立感染症研究所 感染症情報センター 2007・2・16

ノロウィルス感染経路のリスク

●給食施設を例として各感染経路を下図にまとめました。
これまで接触感染と飛沫感染の領域までは具体的な対策が実施されています。
(例) 体調管理(業務隔離)、手洗い、マスク手袋などの装着、清浄度別区域管理、設備・装置類の消毒⇒ 接触経路遮断
※感染源から周囲に生じた飛沫(感染者の咳・くしゃみ等)は感染源と同時に清掃除去し消毒殺菌⇒ 飛沫経路遮断

●ノロウイルスも他のウイルス同様に、接触経路と飛沫経路に付いて対策を講じる当然必要であり有効です。
しかし、感染に必要な「個数」が、他のウイルスや細菌と比較して数段少なく、ほかのウイルスの1/10程度でも感染します。

ノロウィルスに
対する紫外線殺菌効果について

●現時点でノロウイルスについては実空間での実証文献は殆どありません。(他の方式も同様)
これはウイルス培養が困難であり試料の確保が出来ない事と、感染性の強いウイルスを実空間相当の試験環境で多量飛散させてその殺菌効果を検証する試験は危険かつ極めて実施困難です。

●紫外線によるウイルス殺菌効果については長年にわたり様々な分野で研究対象となっています。
その為、殺菌作用は充分に検証・肯定されており、各種ウイルスや細菌に対する殺菌に必要な紫外線照射エネルギーも既に多数知られています。
実際には、ノロウイルスの死亡率推定には近似のウイルスを疑似試料とする研究がなされており、この例によれば、他のウイルスと同様に細菌類と同等〜低い紫外線照射量で有効に不活化できる事が判っています。

●従って知見として近似のウイルス類に対する殺菌効果を参考にして紫外線殺菌効果を推定する事が可能となっており、弊社製品(エアロシールド)においては工学的な配置設計を最適化する事が可能です。

エアロシールドのしくみ

エアロシールドは床面から2.1m以上の高さに設置します。紫外線は装置から水平に照射され殺菌ゾーンを作ります。室内の空気が自然に対流し、この殺菌ゾーンで殺菌されるというしくみです。

◆安全性は?◆
(アッパールームタイプ(UKP)殺菌概念図)

エアロシールドは、室内を生活ゾーンと殺菌ゾーンに分けることで、人体に影響をおよぼすことなく、安全に24時間空気の殺菌がおこなえます。
エアロシールドは床面から2.1m以上の高さに設置します。紫外線は装置から水平に照射され殺菌ゾーンを作ります。室内の空気が自然に対流し、この殺菌ゾーンで殺菌されるというしくみです。

・紫外線は、細菌、真菌、ウィルスなどあらゆる微生物に対し有効です。
・常温で殺菌できるため、日常の生活環境に影響を与えません。
・DNAレベルで菌を破壊するため、耐性菌をつくりません。
※耐性菌とは紫外線に耐え変化する菌です。菌の種類や生息状況によって効果は異なります 。
紫外線の取扱いには、厳重な管理が必要です。
エアロシールドはルーバーの形状を工夫し、紫外線が水平方向にのみ照射できるよう設計されており、人体に直接当ることはありません。こうして、殺菌層と生活層を完全に分けることで、人の居る空間でも24時間安全かつ効果的に空間内の殺菌がおこなえます。
※お客様ご自身によるランプの交換や本体の分解、調整などは危険ですので絶対におやめください。設置及びメンテナンスは当社、または販売店へお任せ下さい。

 

豊富なエビデンス

UVGIの有用性について、日本では残念ながらまだ一般的であるとはいえません。しかし、欧米諸国では、医療現場をはじめ、広く普及した技術です。空気感染対策に有効とされるUVGIによる空気殺菌が、非常に重視されています。
エアロシールドは、この普及した技術に加え、独自の安全設計、デザイン性を備えた空気殺菌製品で日本国内製品として、高く評価をいただいています。

大分大学医学部

●学部内でのサンプリング検査
医学部内でも、サンプリング検査をおこない、起動7時間後に、浮遊細菌数の89.6%が死滅し、効果が実証されました。
日本病院設備協会規格の清浄度※をクラスⅣ(待合室レベル)から、クラスⅡ/Ⅲ(一般手術室レベル)にすることができました。

●冊子の共同制作
UVGIの有用性について、広く知ってもらえるように、大分大学医学部の監修のもと、絵本式の小冊子を作成しました。

BMLの検査室にエアロシールドが使用されている!?

●臨床検査会社㈱BMLとの 業務提携
㈱BMLは、世界最大級の細菌検査室を持つ臨床検査会社です。生化学検査・血液学検査などのルーチンから腫瘍マーカー・感染症・ホルモン等の検査・細胞性免疫検査・遺伝子・細菌検査などの特殊検査まで、臨床検査の全分野をのご要望を受け、業務を行っています。
東証一部に上場して おり、日本全国に拠点を持っています。
エアロシールド開発初期に製品の臨床検査を㈱BMLに依頼しました。
その性能が同社に認められたことから、業務提携をしました。
㈱BMLとの業務提携により、エアロシールド導入前後のモニタリング検査や、空気清 浄度の評価を行うことができるようになりま した。

BML様ホームページはこちら http://www.bml.co.jp

その他に、特殊検査分野では、『臨床検査において、従来解明できなかった新たな情報を提供する』という理念に基づき、毎年、数多くの新規検査項目を導入しており、腫瘍関連・感染症関連・糖尿病関連・高血圧関連・アレルギー関連・遺伝子関連等、検査受託体制を敷いています。

 

トライアル発注事業者認定

エアロシールドメーカー様は、トライアル発注事業者認定を受けています。

 

エアロシールド導入実績

エアロシールド仕様書

 

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